セミのぬからげ

セミ。

昔は親父とよく捕まえに行きました。

セミは何年も地中で生息し、成虫になると１週間で死んじゃいます。

人間の感覚ではなんか切ない気もするけど、「子孫を残す！」という本能的な目的からすると、時がきたら一気に成虫になって外に飛び出し、短期間の中で外敵から狙われないうちに一気に繁殖して卵を産み、子供をなるべく長い期間地中で生かしてあげる。

そういった摂理なんだろうね。

よく知らないんだけど…。


ところで、その「セミ」。

なぜかかいりよりも虫好きのちゅらは、セミも当然大好きです。

昨日も夕方に保育園に迎えに行く前に職場の敷地にいたセミをつかまえて持ってってやると、いつもは保育園に迎えに行ってもまだ遊びたがって帰ろうとしないのに、この日はそのセミを片手にそそくさと車に乗り込むちゅらの姿が…。

早く家に持って帰って遊びたかったらしい。


ところで、セミは成虫になる前夜に土から出てきて脱皮します。

今の時期、その脱皮後のぬけがらがその辺の木の至る所についています。

かいりもちゅらもそのぬけがらを捕まえてよくおもちゃにして遊んでます。

ちなみにちゅら曰く、これはセミの「ぬからげ」だそうです。

セミのぬからげ、ぬからげ～と言ってるので、こっちももう「ぬからげ」というふうに洗脳されてきた。

ちなみにそのちゅらは、ケチャップのことをチャケップと言います。

あと、ドラゴンボールのことをゴランボールと言ったりお薬（おくすり）のことをおすくりと言ったり。

他にもいろいろあるんだけど、子供の言葉の間違いはちょっと笑ってしまう…。


ということで週末はたくさんセミを捕まえに行ってきます！
（ぬからげも。）